第649回 ひがみ七訓

イイケン先生の『恐縮ですが…一言コラム』

ネットで『ひがみ七訓』なるものを見つけた。

フェイスブック、ツイッター、ブログなどの SNS を通じて広まっているようだが、作者は不明だそうだ。 改めてこの連載コラムに、掲載してみた。

 

ひがみ七訓

一、つらいことが多いのは、感謝を知らないからだ

一、苦しいことが多いのは、自分に甘えがあるからだ

一、悲しいことが多いのは、自分の事しか考えないからだ

一、 怒ることが多いのは、我がままだからだ

一、心配することが多いのは、今を懸命に生きていないからだ

一、 行きづまりが多いのは、自分が裸になれないからだ

一、あせることが多いのは、行動目的がないからだ

 

わずか七行の言葉が、イチイチ心に沁み込んでくる。 生きているとつらいとき、苦しいとき、悲しいとき、怒るとき、 心配するとき、行き詰まるとき、あせるとき、色々あるものだ。 だからこの言葉も、捉え方、感じ方は色々であって良い。 ちょっと、ぐさっとくる言葉もあり、真実をついている部分もある。

 

作者不詳とのことだが、 これを作った人は自問自答しながら、自分を責めている。 これでもか、これでもか…というくらい、自己を否定している。

だから示唆深い面もあるが、なぜかネガティブな思考になってしまう人もあるかもしれない。 従ってタイトルが、『ひがみ七訓』となったのだろう。

でも、そんなことはどうでもいい…

「残りの人生で何度も読み直そうと思う言葉」にふさわしい一つを、ご紹介したと思っている。

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2015年10月4日IKG(~飯島経営グループ)
カテゴリー:飯島賢二のコラム


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