イイケン先生の『恐縮ですが…一言コラム』
ネットで『ひがみ七訓』なるものを見つけた。
フェイスブック、ツイッター、ブログなどの SNS を通じて広まっているようだが、作者は不明だそうだ。 改めてこの連載コラムに、掲載してみた。
ひがみ七訓 一、つらいことが多いのは、感謝を知らないからだ 一、苦しいことが多いのは、自分に甘えがあるからだ 一、悲しいことが多いのは、自分の事しか考えないからだ 一、 怒ることが多いのは、我がままだからだ 一、心配することが多いのは、今を懸命に生きていないからだ 一、 行きづまりが多いのは、自分が裸になれないからだ 一、あせることが多いのは、行動目的がないからだ |
わずか七行の言葉が、イチイチ心に沁み込んでくる。 生きているとつらいとき、苦しいとき、悲しいとき、怒るとき、 心配するとき、行き詰まるとき、あせるとき、色々あるものだ。 だからこの言葉も、捉え方、感じ方は色々であって良い。 ちょっと、ぐさっとくる言葉もあり、真実をついている部分もある。
作者不詳とのことだが、 これを作った人は自問自答しながら、自分を責めている。 これでもか、これでもか…というくらい、自己を否定している。
だから示唆深い面もあるが、なぜかネガティブな思考になってしまう人もあるかもしれない。 従ってタイトルが、『ひがみ七訓』となったのだろう。
でも、そんなことはどうでもいい…
「残りの人生で何度も読み直そうと思う言葉」にふさわしい一つを、ご紹介したと思っている。
2015年10月4日
カテゴリー:飯島賢二のコラム