5月はどんな時期か?
スギ花粉のピークも過ぎ、気候も暖かいまま安定するので、大変過ごしやすいシーズンです。月の初めには4月から続くゴールデンウィークもあり、多くに人が外へ繰り出します。心地よい風と若葉の緑が目立つ、さわやかな季節です。一方、4月に新生活をはじめた人たちが、新しい環境に適応できないことで生じるうつ状態、「五月病」がしばしば起こる時期でもあります。
☆ 平成31年5月の税務
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✩ 「10連休」と「改元に伴う納付書の記載の仕方」
国税庁関係
国税庁は、「10連休中の税務署の対応」と「改元に伴う源泉所得税の納付書の記載の仕方」に関して注意を呼びかけている。まず、天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律の施行に伴い、本年は、4月27日(土)から5月6日(月)までの期間が休祝日となることから、同期間中は、税務署は閉庁となる。納税証明書の発行等の各種手続きが必要な場合は、上記期間以外の来署を要請している。
4月27日(土)から5月6日(月)までの期間に到来する申告・納付等期限については、10連休明けの5月7日(火)となる(法令により、日曜日、国民の祝日、その他一般の休日等の日の翌日が期限)。また、源泉所得税については、原則として、給与等を支払った月の翌月10日が納付期限なので、4月中に支払った給与等に係る源泉所得税の納付期限は、原則として、10連休明けの5月10日(金)となる。
なお、日曜日、国民の祝日、その他一般の休日等の日の翌日が期限という法令の規定は、一定の行為や事実をもって期限が定まるもの等は除かれる。想定される事例としては、10連休中に納税管理人の届出をしないで国内に住所及び居所を有しないこととなる場合には、そのときが期限となるので、10連休中に期限が到来する場合は4月26日(金)までに申告等必要な手続きをしなければならない。
一方、天皇の退位等に関する皇室典範特例法に基づく皇位の継承に伴い、本年5月1日から元号が「令和」に改められる予定だ。
源泉所得税の納付の際には、改元後においても、「平成」が印字された「源泉所得税の所得税徴収高計算書(納付書)」を引き続き使用することができる。
納付書の記載に当たっては、現在持っている納付書に印字されている「平成」の二重線による抹消や「新元号」の追加記載などにより補正する必要はない。また、平成31年(2019年)4月1日から新元号2年(2020年)3月末日の間に納付する場合、納付書左上「年度欄」は「31」と記載する。
なお、新元号が印字された納付書は、税務署で10月以降順次配ることができる予定という。
* 「改元に伴う源泉所得税の納付書の記載の仕方」については、別添:国税庁パンフレットを参考にしてください。
✩ 新天皇即位関連の行事の中身
新元号「令和」も発表され、新時代の幕開けまでの時間も残りわずかとなった。
ここからいよいよ皇位継承が行われていくこととなる。
平成最後の日となる4月30日に行われるのが、退位を国民に知らせるとともに、天皇陛下が最後に国民の代表に会われる儀式である「退位礼正殿の儀」だ。皇居・正殿「松の間」で行われる。
皇居・正殿「松の間」は、「松」「竹」「梅」の名がそれぞれ冠された宮殿の部屋の中で最も格式の高い部屋。広さ228畳、宮殿内では唯一の板張りになっており、新年祝賀の儀や首相親任式など、主要儀式のほとんどがここで行われる。
両陛下は退位後、現在皇太子ご一家が住まわれている赤坂御用地の東宮御所(東京・元赤坂)を仙洞御所として使われる予定。仙洞御所のバリアフリー化などの改修工事が済むまでのおよそ1年半、宮内庁管轄の施設である高輪皇族邸(東京・白金)に仮住まいされる。新天皇ご一家は、現在、両陛下がお住まいの皇居の御所の改修工事が終わるまで赤坂御用地から皇居に通われる。
5月1日には「剣璽等承継の儀」「即位後朝見の儀」が行われ、新天皇が即位されることとなる。
そして、10月22日に行われるのが、「即位礼正殿の儀」。新天皇の誕生について、各国代表や国内代表などがお祝いを述べる儀式だ。
平成2年(1990年)に行われた「即位礼正殿の儀」では、重さ約8tの「高御座」からおことばを述べられた天皇陛下。外国の元首や国内の代表など約2000人が参列し、30分ほどで終了した。
今回の即位式では、ドナルド・トランプ米大統領など195か国の元首や、昨年ノーベル賞を受賞した本庶佑さんなど時の人が参列する可能性がある。
さらに、同じく10月22日には、皇居から東宮御所において祝賀御列の儀(パレード)が行われる。
30年前の平成のパレードでは、約4000万円のロールスロイス「コーニッシュIII」のオープンカーで、皇居から赤坂御用地内の東宮御所までの4.7kmを30分ほどかけて走行。今回は、自動ブレーキ機能など安全性能が高いことや、排気ガスなど環境性能が高いことなどの要件を満たすトヨタの「センチュリー」が採用。
前回、平成の御代がわりの際は、皇居を出た車列は内堀通りを走行。桜田門、国会議事堂正門前、三宅坂を通り、青山通りを経て赤坂御用地の東宮御所に向かった。約12万人の人々が、祝賀パレードの見学、お祝いのため沿道を訪れた。今回のパレードのルートも前回を踏襲するという。 当時、全国各地で即位反対のデモやゲリラ事件が多発。直前には爆弾テロも発生していたことから、警察官数万人で警備にあたった。
※女性セブン2019年4月18日号
https://www.news-postseven.com/archives/20190405_1345791.html
2019年4月26日
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